効果的な求人募集
訪問看護ステーションのスタッフを募集する際の最初のステップが「求人募集」です。
労働時間や賃金など『労務管理』の観点から、運営するステーションに最適な求人を出しましょう。
求職者の視点
ウェブ広告、求人誌掲載、求人広告など様々な求人方法がありますが、求職者は2つの視点で見るといわれています。
・他と比較するという視点
・以前勤めていた、又は現在勤めている事業所との比較という視点
中途採用が主流の訪問看護ステーション事業において、応募者は、過去複数の勤務経験があり、前職の労働環境や賃金等の条件に不満があって転職を考えているという場合が少なくありません。
長時間労働、残業代が出ない、健康診断を受けていない、など、良くない職場環境を経験した求職者にとっては、職場環境の疑問に丁寧に答えられることこそが大きなポイントになり得ます。
小規模な地域密着型ステーションで有利な労働条件を提示できなくとも、労務管理をしっかり行っていることをぜひアピールしましょう。
ニーズに合わせた環境
まだまだ女性の割合が多い看護職において、残業や勤務時間が長く子育てと両立できないと考えている方。
新型コロナウイルス感染症の影響で、テレワーク、時差出勤、時短勤務などを希望する求職者の方などのニーズに合わせて様々な働き方に対応できる環境も強いアピールポイントになります。
まとめ
求人を出す際には、応募したくなるような環境を整え、「正しい労務管理を当たり前に行っている」ということをしっかりアピールしましょう。