カテゴリー
人材教育

退職後の次の職場探し【より良い環境で働くためには】

辞めたい理由は人それぞれ

「作業内容や役割が多すぎる」「オンコール対応がつらい」など、退職する方には様々な理由があります。

今回は、現状よりも良い環境のステーションを選ぶコツについて紹介します。

職場環境を確認しよう

せっかく転職したにも関わらず、「やっぱりここも合わない」と後悔することが無いよう事前に以下のようなポイントをチェックしておきましょう。

・オンコール対応の有無とその頻度
・土日祝日の営業
・研修や教育について
・利用者のタイプ

ステーションによって職場の環境は違います。
自分の働きやすさの為にも上のポイントは必ずチェックしましょう。

運営母体を確認しよう

運営母体によって、以下のような違いがあります。

『運営母体が医療法人の場合』
・病院などを運営している場合があり、病院病棟や外来へ異動できる
・医師との連携がしやすい
・ステーションが閉鎖するリスクが低い

『運営母体が民間のステーションの場合』
・実績が給料に反映される
・運営について学ぶことができる
・独立を目指しやすい

安定して働くことを目標とする場合は、法人のステーション。将来独立などを目指すことを目標とする場合は民間のステーションなど、ご自身の希望に合わせて運営母体も確認しましょう。

また看護師専門の転職サイトで、転職しようと思うステーションの内部事情を確認するのも良いでしょう。

退職理由別オススメ転職先

職場が合わない、というよりは訪問看護が合わないと感じている方もいるのではないでしょうか。

その場合は自身の経験を活かせる看護職の転職先を探してみましょう。

『医療のスキルアップを目指すなら内科病棟
総合病院の内科病棟で行われる患者さんへのケア内容は「褥瘡予防」や「ターミナルケア」など訪問看護と共通する点が多く、経験を活かすことができます。
在宅で暮らす患者さんのイメージがついて、退院支援にも関わりやすくオススメです。

『高齢者看護に注力するなら老人ホーム
訪問看護は高齢の利用者が多いため、共通する部分が多くあります。
老人ホームはある程度清潔でもあるため、不衛生な訪問先が嫌だったという方も落ち着いて働くことができるでしょう。

『命に関わるプレッシャーが苦手ならデイサービス
デイサービスは、病気やケガの患者ではなく、元気な高齢者のケアを行います。
訪問看護の経験があれば、利用者の方に自宅での過ごし方など様々なアドバイスなども行うことができます。

『地域の支援がしたいなら保険センター
訪問看護の経験を、在宅で悩みを抱えている方の支援に活かすことができます。
保健センターの勤務には公務員試験に合格する必要がありますので、詳しい必要要件は事前に確認しておきましょう。