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人材教育

訪問看護師に必要なスキル【求められるのは知識だけではない?】

訪問看護師に必要なこと

訪問看護師としてお仕事をしていく為には、いくつか求められるスキルがあります。

これから訪問看護師になろうとされている方は、ぜひこれらのスキルを身に着けましょう。

求められる『〇〇力』

連携力
訪問看護師は、理学療法士、言語聴覚士や介護士、医師など様々な医療関係職種と連携をとってお仕事を行って行きます。
患者の要望や異変などを察知、把握して、医師やケアマネージャーなどと連絡相談しながら看護ケアを行うので、訪問看護師が中心となったチームで患者を支えています。
連携力は訪問看護師に欠かせないスキルです。

コミュニケーション力
利用者やそのご家族など、訪問看護師はコミュニケーションを取りながらお仕事を行います。
話しやすさは安心感を与え、信頼関係を築き利用者ご家族に受け入れてもらうためにも大切です。

相談力
同僚スタッフや先輩などと相談できることも必須スキルの一つです。
利用者にとって最適なケアを考えていく為にも、物事を相談して進めていく必要があるからです。
一人で利用者宅などを訪問するという業務上、責任も一人で背負いがちになってしまいますが、疑問や不安なことを経験者に相談して最適なケアを模索するということが大切になります。

環境の把握力
利用者の生活環境を把握する能力は、利用者が快適でない生活環境では病状を改善できないため必ず求められるスキルです。
近所の方との関係、交通事情、よく行かれるお店など、利用者を良く観察し把握することが必要です。

緊急時に対処できる力
訪問看護師は、緊急時には利用者宅の物品を活用して応急処置をすることもあります。
病院のように医療設備が整っているわけでも、他の看護師や医療スタッフがいるわけでもないのが訪問看護です。
日頃からシミュレーションをしておくよう心がけましょう。

時間内にケアを行う力
訪問看護は時間に限りがあります。
訪問日の限られた時間のなかで、適切な看護ケアを行う力が求められる為、優先順位を付けるなとタイムスケジュールをしっかり管理し、余裕を持ってお仕事をしましょう。

運転免許
都市部では自転車などを利用することもありますが、訪問看護は車で利用者宅を訪れるという場合が多いです。
「運転ができないと仕事にならない」という声も多くあるのが現実ですので、訪問看護師を目指す方は普通自動車運転免許が必須スキルだと考えた方が良いでしょう。