カテゴリー
人材教育

訪問看護とは?【訪問看護で受けられるサービス内容、条件、費用など】

訪問看護とは?【訪問看護で受けられるサービス内容、条件、費用など】

訪問看護とは、病気や障害を持っている方がご家庭で療養生活が送れることを支援するサービスとなります。

お住まいの地域の訪問看護ステーションから、(看護師)(理学療法士)(作業療法士)等、有資格者が利用される方のご家庭へ訪問して、医療的なケアを提供していきます。

訪問看護の目的は、健康状態の悪化防止、回復に向けてのお手伝いになります。

それでは、サービス内容を詳しく説明していきます。

訪問看護

訪問とは、主治医の指示に基づき、(看護師)(理学療法士)(作業療法士)等がご家庭に訪問して医療上必要な医療行為やお世話といった行為を行う看護サービスです。
厚生労働省のサイトによると、平成31年での訪問看護の利用者数は全体で約54万人となり、訪問看護を利用する方達は年々増加傾向にあります。

出典:「訪問看護」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000661085.pdf)

この訪問看護のサービスを提供する事業所は、病院や診療所内に事業者があるケースと、訪問看護ステーションという独自の事業者があるケースがあります。

 

訪問看護の対象者

介護保険を適用し訪問看護サービスの利用を受けることの出来る対象者は、
65歳以上、【要支援】【要介護】の認定を受けている方が対象となります。

訪問看護のサービス内容

訪問看護では、主治医が出す【訪問看護指示書】を元にサービスを行なっていきます。
ビジネスタイムで運営をするステーションもありますが、中には24時間365日対応可能なステーションもあり、緊急時の早急な対応も可能な場合もあります。

下記のようなサービスです。

・病状の観察、血圧、体温・脈拍などをチェック
・医師の指示による医療処置
・身体の清拭、入浴介助、洗髪、食事、排泄等の介助指導
・認知症による事故防止等、認知症介護相談や工夫をアドバイス
・拘縮予防、機能の回復、嚥下機能訓練等の住宅リハビリテーション
・床ずれ防止の工夫や指導、床ずれの手当て等
・医療機器の管理、在宅酸素、人工呼吸器などの管理
・癌末期や終末期などでも、ご自宅で過ごせるよう適切なターミナルケア
・低栄養や運動機能低下にならないよう介護要望のアドバイス
・ご家族などへの介護指導と相談

 

訪問看護に必要な訪問看護指示書

訪問看護を利用する場合、必ず主治医が必要性を認めたことを示す文章である訪問看護指示書を交付することとしています。